カテゴリ:まちづくりサロン_終了
開催報告
さる、9月1日(土)に、北九州市のまちの魅力再発見シンポジウムをが開催されました。本シンポジウムは、企画から当日の運営までを、当NPOが行いました。
第1部では、長崎さるく博の総合プロデューサーや大阪あそ歩企画運営をされている、大阪大学デザインセンター招聘教授茶谷幸治氏による「まち歩きによるまちづくり」というテーマでの講演と、北九州の近代化産業遺産の第一人者である九州国際大学経済学部教授清水憲一氏の「北九州市のまちの魅力について」というテーマでの講演を行い、まち歩きによるまちの活性化や、北九州市の特徴、他都市の事例についてのお話しを伺いました。
第2部では、茶谷幸治氏、清水憲一氏と、コーディネーターで当団体の大内田佳介代表理事の3名で、「まち歩きから見えてくる北九州市の未来」と題してパネルディスカッションを行い、北九州市でのまち歩きのテーマとなりうる地域資源と活かし方について討論をいたしました。
当日は、150名の方が参加され、参加者からは、「まち歩きに興味を持った」「もっと深く自分の住んでいるところのことを知りたくなった」という声が多く聞かれ、今後も北九州タウンツーリズムでは、まち歩きをやってみたい人に向けて、様々な取り組みをしてまいりたいと思います。どうぞ、ご期待ください。
~北九州市制50周年プレ事業~
北九州まちの魅力再発見シンポジウムの開催 【9月1日】 参加募集!
今、全国的にまち歩きがブームです。
その仕掛け人の茶谷幸治さんが、このたび北九州市に来られます。
茶谷幸治さんのプロデュースされた「長崎さるく博」と、「大阪あそ歩」。
観光都市長崎市では、まち歩きの当初の目的が集客でした。
しかし、大阪市では、コミュニティを活性化させ、コミュニティの魅力を全面に押し出し、大阪のイメージを変えること、つまり、大阪市に住んでいる人たちが自分たちのまちの良さに気付き、まちへの愛着を向上させることが狙いです。
まち歩きというと、ひとえに観光集客手段のように思われる方が多くいらっしゃいますが、まち歩きはまちづくりの有効な手段であり、それぞれの地域の課題を解決できる手段でもあります。
茶谷幸治さんが長崎と大阪という人口規模も都市の性質も全く異なる2つの地域で、どんなまち歩きを仕掛け、それによって何が変わっていったのか、北九州市のまちづくりにおいてまち歩きを生かして何ができるのか、そのようなことも皆さんと一緒に考えられればと思っています。
当日は、産業遺産の活用と保存を研究課題にされている清水憲一さんに、市民の方にもあまり知られていない様々な歴史や建築物なども紹介していただきます。
このシンポジウムを通して、わが街がいとおしくなり、まち歩きをはじめたい、ガイドをやってみたいと思われることを願っています。
「北九州まちの魅力再発見シンポジウム」
1.日時
平成24年9月1日(土)13:30から16:00(開場13:00)
2.場所
北九州市立商工貿易会館 2階 多目的ホール
(北九州市小倉北区古船場町1-35)
3.定員
200名
4.参加費
無料
5.申込先
往復はがきに①代表者住所、②電話番号、③参加者全員の氏名・年齢を記入の上、下記までお申込みください。(1枚につき、4名までお申込み可能です)
〒802-0082
北九州市小倉北区古船場町1-35 北九州市立商工貿易会館7階
北九州市制50周年記念事業実行委員会事務局 宛
(北九州市総務企画局市制50周年記念事業推進室)
6.お問合せ
NPO法人北九州タウンツーリズム TEL 080-2758-1872
<チラシ>