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まちあるきフォーラムの報告です

カテゴリ:その他ツアー_終了

第3回日本まちあるきフォーラムIN北九州の開催の報告です。

参加者の皆さまからは、基調講演、分科会、どれも素晴らしいものだったと多くの反響をいただきました。私たちも皆さまからいただいたご意見を参考に、これからもますます充実したまち歩き・まちづくりを行って参りたいと思います。ありがとうございました。

参加者数

10月4日:おもてなしツアー:ナイトツアー23名、工場夜景43名

10月5日:基調講演:309名(うち基調講演のみの参加者153名)第1分科会20名、第2分科会23名、第3分科会20名、第4分科会31名、第5分科会41名、第6分科会19名、 交流会92名、

10月6日:エクスカーション5コース63名       3日間延べ参加人数:683

 

以下写真を掲載!(報告書は34ページあります。概要の入ったものは有料にて販売いたします。詳細はお尋ねください。)

 

第1分科会

1分科会は、北九州タウンツーリズムの、普段行っている特化したテーマではなく、都市型のまち歩きとは?というテーマを投げかけ、私たちの生活の場を体験するツアーを企画。小倉で活動する素敵な方たちとの出会うことで、このまちへのファンになりリピーターにつなげることをテーマとしています。

 

第2分科会

2分科会は、NPO法人北九州タウンツーリズムに実習として参加している北九州市立大学地域創生学群の学生協力員を中心に、北九州市内の10大学で構成する北九州まなびとESDステーションと西南女学院大学観光学科の極力を得て、プレゼンとワークショップにより、学生がまちへ関わることについてみんなで学びました。

 

第3分科会

3分科会は、地元の劇団「劇団のこされ劇場≡」による、演劇とまちあるきがコラボレーションしたツアーです。女優がガイドし、商店街の方たちが演じるスタイルは、いつものまち歩きとは異なり、参加者の皆さんには不思議な世界観を体験していただきました。

 

第4分科会

アーティスト等で構成する「八万湯プロジェクト」による第4分科会は、彼らの目線から、八幡というまちの魅力をたっぷり紹介するアートまち歩きです。アートと言うと難しいイメージですが、誰もが楽しめるツアーだったと参加者に好評でした。

 

第5分科会

5分科会は、キュレーションをテーマとして企画。北九州市の広報誌「雲のうえ」の担当者、そして「雲のうえ」に掲載されたところを巡り、それをまたミニコミ誌を発表している「雲のうえのしたで」のメンバーによるプレゼンやまちあるき、北九州タウンツーリズムと長崎コンプラドールで、ネット情報やマップづくりに携わるメンバーによるプレゼンなど、まちの魅力のいろんな発信方法を学びました。

第6分科会

 第6分科会は、北九州市産業経済局観光部にぎわい推進課による新しい取組みの「環境修学旅行」と「工場夜景観光」についてのプレゼンと、JTB北九州による着地型観光についてのプレゼンを行いました。

 

各分科会の発表と、講評について

トークセッション 1,2

 

交流会

 

 

 

☆まちあるきフォーラムって何?

「まちあるきフォーラム」とは、全国でまち歩きによるまちづくりを行う団体や行政等が一同に会し、地域活性化について学ぶ大会です。

第3回目となる北九州大会では、市制50周年を記念し、純粋に北九州のまちに旅行に来た気分で楽しめるまち歩きツアーもご用意!

「まち歩き」を観光振興として取り入れている方、コミュニティづくりなど地域の良さを地元の人で再発見し共有する事業として取り入れている方、自分たちの組織のみで行っていて、先が見えないと悩まれている方、ぜひこの大会に参加して、新しいまちづくりの形を発見して下さい。

☆日本まちあるきフォーラムIN北九州の開催目的

様々な主体によるまち歩きを通した地域資源の再発見や活用方法を提案し、地域活性化の新しい手法や、市民と地域の新しい関係づくりを提案する。

 

☆第3回日本まちあるきフォーラムIN北九州の見どころをご紹介!!

★基調講演「シビックプライド~私の好きなまちをもっと好きなまちにする」

まちづくりには、「地域への誇り=郷土愛」の醸成を必要とします。少子高齢化時代である今、郷土愛の醸成は、その地域に住んでいる人だけに向けるのではなく、その街が好きだという新しいコミュニティを創造し、それらの人々も巻き込まなくてはいけません。世界、国内で生まれている「郷土愛+何かまちのために行動したいという気持ち=シビックプライド」の新しい動きを知り、「私の好きなまちをもっと好きなまちにする」方法について、一緒に考えてみませんか。

★分科会(お好きなものを選んでご参加下さい)

第1分科会:

小倉は、北九州市の中心市街地で小倉駅前には商店街が広がっています。今回の分科会のまち歩きでは、小倉城などいわゆる観光地エリアは回りません。普段私たちが活動している場所や日常エリアをめぐり、小倉の魅力を体験していただきます。そこに、全国的にもめずらしい小倉の商店街の通行量が増えている理由も発見できるかもしれません。

こんな方に超おススメ

「北九州タウンツーリズムの活動が気になる方」「中心市街地のにぎわいづくりを考えている方」「商店街振興に取り組んでいる方」「北九州市と言えば小倉でしょ?と思う方」「分科会の食事で地元の人が行くお店で食べたい方」「単にまち歩きを楽しみたい方」

第2分科会:

1部では、北九州市内で、着地型観光に取り組む学生の発表を行います。2部では、学生を地域づくりに巻き込むヒントなどについて、ワールドカフェ形式(4人1テーブル)で楽しく討論します。

こんな方に超おススメ

「学生とまちづくりを行っている方」「学生にもまち歩きを行って欲しいと思っている方」「若い人と話したい方」「長く歩くのが苦手な方(会場の魚町銀天街までは歩きます)」

 

第3分科会:

第3分科会の会場である八幡東区の枝光本町商店街は、1901年に官営八幡製鐵所が操業し、かつては大変にぎわっていました。今、寂しくなったこのまちに、劇団がやってきたことで、まちが少し変わっています。「演劇まち歩き」を通して、ぜひまちづくりのヒントを見つけてください。

こんな方に超おススメ

「劇団女優によるまち歩きを体験したい方」「寂しくなった商店街の振興を考えている方」「演劇とまちづくりの可能性を体験してみたい方」「北九州と言えば八幡でしょ?と思う方」「単にまち歩きを楽しみたい方」「商店街の元気なお年寄りに会いに行きたい方」

 

第4分科会:

八幡駅前地区は、戦災復興モデル都市として整備されたエリアですが、かつては長崎街道筋だったこともあり歴史ある神社なども存在しています。ここを拠点として活動する現代アーティストの目線で、この地にある建築(村野藤吾建築が集積)やまちなかアートを見ながらまち歩きを行います。

こんな方に超おススメ

「現代アートをやっている人に会い、その拠点施設に行ってみたい方」「全国に戦災復興都市に指定された場所は数あるが、八幡が今もその形をとどめている訳を知りたい方」「建築もアートも歴史もすべて含んだまち歩きコースを歩きたい方」「北九州と言えば八幡でしょ?と思う方」「単にまち歩きを楽しみたい方」「八幡製鐵所とゆかりがあり、かつての社宅跡など訪ねたい方」

 

第5分科会

魅力あるマップや情報紙は、作り方から違います。数々の賞を受けた北九州市の広報誌「雲のうえ」や、雲のうえファンクラブの有志で発行している「雲のうえの下で」、一人で街歩きをする人が増えた「長崎さるくマップ」など、それらの編集者から直接こだわりを学びます。また、雲のうえに登場するところを、雲のうえファンクラブと一緒に歩く体験もあります。まち歩きは戸畑駅北口地区。

こんな方に超おススメ

「マップや情報紙の作成を考えている方」「情報紙から派生したファンクラブや情報紙の手法などが気になる方」「編集について悩んでいる方」「戸畑のまち歩きが気になる方」「戸畑から若松に100円の渡船で渡ってみたい方(個人負担)」「今回の分科会の中で一番遠くに行きたい方」「若松に行ってみたい方」「長崎コンプラドール川良さんの話を聞きたい方」「金鍋弁当を食べたい方」

 

 

第6分科会

北九州市では、環境修学旅行や工場夜景ツアーなど、ここ数年で新しい着地型観光の商品が生まれています。これらは、行政と地元企業の連携が重要です。これら商品づくりに奔走した市の観光行政の担当者より、そのノウハウなどを学びます。

こんな方に超おススメ

「北九州市の観光行政を知りたい方」「前泊者のための工場夜景ツアーを申し込んだ方」「歩きたくない方)」「観光行政を担当されている方」「エコや工場夜景に惹かれる方」

 

★トークセッション

「まち歩き」の目的は、単にまちを見てまわるだけではありません。まち歩きによって、地域を元気にすること、もっと自分のまちを好きになってもらうことにあります。トークセッションでは、まち歩きで地域が元気になった事例や、ビジネスモデルが生まれた事例などをもとに、「まち歩きをまちづくり」につなげることを考えます。 ※先に30分程度、各分科会からの発表があります。

 

★交流会

北九州市の台所「旦過市場」の美味しいものや、小倉発祥の焼うどん、折尾名物かしわめしなどを食べながら、いろんな方と交流を楽しんでください。

   

 

 

お問い合わせは、ktq_machiaruki@yahoo.co.jp までご連絡下さい。お気軽にどうぞ!